祇園神社 平清盛と夏祭(祇園まつり)
平清盛のゆかりの地めぐりで兵庫区上祇園町(平野)にある祇園神社へ行きました。
祇園神社は、JR神戸駅前から北へ向かう有馬街道沿いにあります。
JR神戸駅前からは歩いて30分ぐらいだと思います。
JR三ノ宮駅そごう前、JR神戸駅前、市営地下鉄湊川公園駅などからは神戸市営バスがでており、7番に乗り平野で下車すると便利です。
祇園神社ですが余り大きくはないけど、緑に囲まれた美しい神社です。
7月の夏祭りには浴衣姿の若い女性でにぎわいます。
祇園神社は山の麓にあるため、境内から見る神戸市兵庫区、中央区などの景色は素晴らしいです。
祇園神社と平清盛のゆかりについてです。
拝殿前にある「祇園神社」の立て札には次のように書かれています。
1167年(仁安二年)、平清盛が太政大臣を辞し、病のため出家して、十年以上に亘り居住されて地が祇園神社周辺の「平野」です。その間、大輪田泊の修築、経ケ島の築造、対宋貿易等の大事業を行いました。
1180年(治承四年)には、わずか六ヶ月の短期間でしたが、都を京都から福原へ遷しました。
都が置かれたこの広大壮麗な地は、栄華を誇った平家一門の別邸が点在し、情緒に富んだ街並みだったことが推測されます。
清盛公は、豊かな国造りを目指し、日宋貿易の拠点であった大輪田泊に、波浪を避ける目的の人工島「経ケ島」を築造する際、祇園神社の裏山にあったとされる潮音山上迦寺(現在は廃寺)で、海潮の響きを聞きながら、その計画を練ったと言い伝えられています。
市街地から港まで一望できる当社の境内から、当時の清盛公と同じ暑い想いに馳せてみては如何でしょう。
また、祇園神社についてです。
鳥居横にある「平野の史跡を守る会平野歴史クラブ・兵庫区役所」の立て札に次のように書かれています。
毎年7月13日から20日の8日間、多くの市民に親しまれる「祇園まつり(夏祭)」がある。「牛頭天王由来記」によれば、貞観11年(869年)播州広峰神社から京都八坂神社へ「牛頭天王」(スサノオノミコト)の分霊をうつす途中、その神輿がここに一泊したといわれている。以来、当村にもまつり、今日に至る。当神社のそばを流れる「天王川」「天王谷」という名称は牛頭天王の名に由来するものである。なお、本殿横の石灯篭は寛文13年(1673年)の希少なものである。
■祇園神社
〒652-0008
神戸市兵庫区上祇園町12‐1
Tel:078-361-3450
ご祭神:素盞嗚尊(すさのおのみこと)、櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
例祭日:6月7日
夏祭(祇園まつり):7月13日~7月20日
追記)
祇園神社の前の有馬街道の反対側にある平野展望公園からみる祇園神社が美しいです。記事にしていますのでリンクします。
平野展望公園
追記 2016.7.24)
先週の金曜日、祇園まつりに行きました。
行ったのが平日の午後4時ごろ、そして雨上がりということもあり、思ったほど人も多くありませんでした。
でも、このあたりの風景はなかなか良いです。
特に「神社」「木々」「まつりの屋台」が一体となった風景は日本の原風景そのものです。
私の好きな時代劇の「剣客商売」や「鬼平犯科帳」の一場面のようです。
祇園まつりは基本的に夜祭と言えると思いますので、これからの時間が本番です
いっぱい写真を撮ってきましたので貼りたいと思います。
写真をクリックすると大きくて綺麗な画像で見ることができます。
■祇園神社 Youtube動画
祇園神社のことを知るのになかなかの素晴らしいYoutube動画がありましたので貼りたいと思います。
■祇園神社 Googleマップ ストリートビュー画像
Googleマップ ストリートビューで祇園神社入口の鳥居を見ました。
この鳥居の奥の石段を上がっていくと祇園神社の境内です。
左側の道は有馬街道です。
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コメント
N植様
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2023年9月22日(金) 02:31| みんなの神戸 管理人