生田神社 Ⅰ
先週ですが生田神社へ写真を撮りに行ってきました。
生田神社と言えば某有名女優が結婚式を挙げた場所でも有名です。
でも、私が生田神社へ行ったのは初めてでした。
どうせ街のど真ん中、それも、神戸一の繁華街にある神社だから都会ないずされているだろうと行った事はありませんでした。
古くて歴史ある神社やお寺が好きな私とすれば得に興味も無かったのです。
そ、それが生田神社は良いですね~
歴史を感じます。
特に、最近になり巨木に興味を持つようになった私にとって、「生田の森」は素晴らしいです。
大木がたくさん残されており、森の中は幻想的な感じがしました。
神戸のど真ん中に、こんな素敵な神社、そして森が残されているんですよね~
癒されます。
この「生田の森」は、かつて広大な森林で源平合戦の舞台になったとも言われます。
「生田の森」については、次回に個別で記事にしたいと思います。
生田神社には「生田の森」だけでなく、「生田の池」と言うのもあります。
生田神社のホームページによれば、鎌倉初期の歌人の藤原定家が歌にも詠んだ名勝として名高い池だったと言います。
藤原定家は次のような歌を残しています。
「しぐれ行く生田のもりのこがらしに池のみ草も色かはる頃」
今はきれいで鯉も元気に泳いでいる「生田の池」ですが、昭和中期には水質が悪化していたと言います。
近辺が繁華街化したためだそうです。
しかし、今は市民ボランティアの協力の元で水質の向上に繋がったようです
wikipediaを見てみると、生田神社は、とても歴史のある神社なのが分かります。
「同じ兵庫県内の廣田神社、長田神社とともに神功皇后以来の歴史を有する。」とあります。
また、「201年に神功皇后の三韓外征の帰途、神戸港で船が進まなくなった為神占を行った所、稚日女尊が現れ「吾は活田長峡国に居らむと海上五十狭茅に命じて生田の地に祭らしめ。(=私は“いくた”の“ながさの国”に居りたいのです。“うなかみのいそさち”に命じて生田の土地に祀らせて欲しい)。」との神託があったと日本書紀に記されている。」などと書かれています。
神戸は歴史が新しいとも言われてきましたが、生田神社や平清盛のゆかりの史跡をみれば、十分に歴史と伝統にある街なのが分かります。
また、生田神社は生田裔神八社のおおもとの神社です。
(生田裔神八社とは、神戸の生田神社を囲むように点在している裔神八社のことです。)
ですから、生田神社を語らずして神戸を語らずと言っていいかもしれませんね。
「生田の森」、「生田の池」以外にも見所がいっぱいの生田神社、「えびらの梅」、「神功皇后釣竿の竹」、「弁慶の竹」、松尾神社」、「大海神社」の写真も撮ってきました。下記添付の写真をクリックすると詳しく説明したページが開きます。
■生田神社
〒650-0011
神戸市中央区下山手通1-2-1
Tel:078-321-3851
主祭神:稚日女尊
神戸七福神の一つ。弁財天
■生田神社 地図
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